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バーバリー

 サリー州にトーマス・バーバリが、ハンプシャー州で洋服店を開業し、

機能性や実用性に着目したトーマスは、耐久性や防水性に優れた新素材ギャバジンを開発し、

素材開発と機能性重視はバーバリーの伝統となっています。

 バーバリーは1891年にロンドン進出し、1901年からスポーツ服とレインコートの販売を始めたが、

その名が短期間で有名になったのは、

バーバリーの愛用者だった20世紀初めの英国王エドワード7世が召使に命じた

(余のバーバリーを持て)という言葉が宮殿外にまで知られたことによるといわれています。

 エリザベス2世やチャールズ皇太子まで王や王族が、

ロイヤル・ワラントと呼ばれる王室御用達商の証をバーバリーに授与しており、

自動車事故で死亡したダイアナ元皇太子妃も皇太子妃時代にワラントを与えていたのです。

 次世界大戦では、トレンチ戦に備えたトレンチ・コートが開発され、

英国陸海軍に1914年から大戦中に軍隊で着用されたこのコートは、

50万着にも及んだといいわれているが、優れた機能性が実証され、

実用的デザインは、モダンな機能美として今日まで生き続け、

トレンチ・コートはクラシックとなったのです。

 バーバリー・チェックはタータン柄からアレンジしてコートの裏地として使われてきたが、

バッグやマフラーなど様々なファッションアイテムに使用され、

現在では三百種以上の商品に使用されているといい、

まさにバーバリーを象徴するものになったのです。

 機能性こそが真髄であるとするバーバリーは、自ら認め、

機能を追求し続けてスタイルを確立したバーバリーは、

メンズ、レディース、子供服、など幅広い製品ジャンルを流行よりも伝統を愛し

気品を求める人びとが、バーバリーを根強く支持してきたのです。

 バーバリー・ブルーレーベルは女性をターゲットに、

伝統に現代を1996年秋に日本で発表され伝統のチェックなどを生かした、

若々しいカジュアル感覚が、いままでバーバリーには関心が低かった新しい層に大人気に

なったのです。

 バーバリーには、いくつもの顔があり、グローバル世代の若い男性向けの新しいラインナップは、

固定化したバーバリーのイメージを拭い去り、新しい顧客層を開拓する目的を達成しつつあります。

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